NAIST第二回合格

タイトル通りです.情報科学領域?受けました.

ネットで色々調べたところ,第一回合格の人はおおいのですが,第二回合格の人をあまり見かけなかったのでお役に立てたらと思います.

とりあえず自大学進学の道はなくなったので安心しています.また,自然言語処理できそうなので嬉しいです.やったね〜! 

 目次

背景

4ー6月 引っ越し作業やら,家族の問題やらでほぼ勉強できず.

7月   東大,京大の院試勉強(この時点でかなり怪しいのと,難しいと思っていた)

8月   両方とも落ちる(超ウケる)

9月   教授とNAIST出したらどうや,という話になる

 

超ウケる〜〜〜〜!!!!(ウケない)

 

小論文

出願時に,小論文を提出するとのことで,焦って三日で書いた記憶があります.その後,所属する研究室の教授に添削をお願いし(ありがとうございました),修正をして提出しました.

内容としては,希望する研究室の分野に沿った内容にしました.また,情報処理学会でのハンドアウトのテンプレートを使って2カラムで作成しました.(後日,githubで公開しときます)タイトルをつけたほうがいいんじゃないか,と教授に言っていただいたのですが,思いつかなかったのでタイトルなしで提出しました.

勿論,誤字脱字や,内容におかしな点がないか確認した上で提出しました.まあ,誤字が一箇所あったんですけど…

また,研究分野で一冊本を読みました.私の場合は自然言語処理分野なので,K大K教授の本を読みました.

https://www.amazon.co.jp/自然言語処理-放送大学教材-黒橋-禎夫/dp/4595315732

 NAISTの学生に見てもらうって話をよくネットで見たのですが,NAISTに知り合いがいないので…教授に…(ry

英語(TOEIC)

4月の時点で700点取ってたので(低い),そのまま出しました.

スタートが600点くらいだったので,あんまり伸びてないです.言い訳すると,当日の時間配分をミスりました.

11月にまた受けてくるので点数が上がったら報告します.

TOEIC対策は前日に公式問題集を一回解いただけです.勉強しまくってるけど嘘を吐く的なものでもないです.

ただ,TOEFL対策をしていました.(別記事でまとめられたらいいな,しかしスコアが低いので恥ずかしい)

 

また,受験とは関係ないのですが,合格しても4月のTOEICのスコアで研究室配属が決まるらしいので,継続して英語はしようかなと思ってます,と言うか11月にTOEFL&TOEIC受けます.

数学

対策したのは三日前くらいからです.前日は大阪に止まったので実質二日くらいです.

有志の方が配ってるNAISTの過去問題集をやりました.(問題的におかしいのも多かったため,これだけに絞って勉強するのはあまりオススメはしません.傾向を見るにはとてもいいです)

https://www.shirayu.net/note/naist/data/exam.pdf

あと,自大学の微積分,線形代数の教科書を軽く読みました.

個人的には

固有値関連,線形写像逆行列線形代数

三角関数マクローリン展開,極限(微積分)

が出やすいのかなあ,と思ってました.

 

実際,出たのは

よくあるcosmxsinnxの三角関数積分,接線について(微積分),階数行列?,鏡映行列?(線形代数)の問題でした.対策してなくても解けるレベルでした.大学受験レベルです.問題との相性が良かっただけかもしれませんね.

私は接線と鏡映行列の問題2つを選択しました.

数学の面接試験では,一度計算ミスをした以外は全てスラスラ解け,周りの人よりもかなり早く面接が終わりました.(早く終わると,次の口頭試問まで廊下で延々待たされます)案外面接時間長いので,ゆっくりやって大丈夫だと思います.あと,字が汚くても大丈夫だと思います.

いろんなサイトで参考書を勧めていますが,下手な参考書買うよりかは,持ってる教科書で公式や数学の基礎をしっかりやったほうがいいと思いました.

また,図書館でNAISTのHPにある本を借りました.

isw3.naist.jp

ぶっちゃけ読まなくても大丈夫だと思いました.ただ問題量は多かったです.ちらっと読んだ程度です.

 

面接(口頭試問)

英語,数学は足切りらしく,実際はここで決まると聞いたので一番対策しました.

 まず最初に志望する研究テーマについて3分程度で説明してって言われるとあったので(byネット),3分間で概要を説明する訓練をしました.

研究背景,関連研究→研究目的→研究方法→評価方法

という構成で説明しました.評価方法はいらないかもしれません.

前日にホテルのサウナで一人で3,4回ほど練習しました…

さらに,論文に書いてる単語,引用した論文の内容,また志望分野の基本的知識を理解した上で試験に臨みました.

 

質疑応答では

Q.〇〇って知ってる?

A.すいません,わかりません

Q.形態素解析の○○ってわかる?

A.えっと…わかりませんが,ラティス構造やビタビアルゴリズムは知っています.

Q.あ,そういうのは知ってるのね.コードは最大何行くらい書いたことある?

A.1500行ほどです.自大学のプロジェクトで一人で研究をしていました.(三回生時)

Q.言語は何書けますか

A.python,swift,Cです(少ない)

Q.得意科目は?

A.アルゴリズムです

 

また,研究テーマに対する新規性や,どうしてこの手法を取ったのか,他の手法(具体的な手法との区別を聞かれます)は知ってる?どうしてダメなの?

を聞かれました.それらは全て用意していた答えを述べることができました.

しかし,志望していた研究室より別の研究室の方が向いてるかもしれないと言われちょっと焦りました…(正直言うと,研究室のホームページをちらっと見た程度)

少し時間がオーバーしてたみたいですが,終始和やかな雰囲気でした.面接していただいた試験官の皆様ありがとうございました.

 

個人的には,自分がやりたい研究テーマの基礎知識,質疑応答をしっかり,また自己アピールをしっかりすればいいんじゃないかなって思ってます.

 

結果,合格してました.

自分がやりたい研究をできそうなので嬉しいです.

 

問題があれば消します.